2010年11月7日日曜日

人間としての命

こんにちは、べっぽです!
今日は、自然界における人間について考えていきます♪

自然界にはたくさんの生物が居て、みんな病気になったりもする筈ですが、人間だけが、病気を治そうとしたり、治った方法をみんなに伝えようとしたり、いろんな努力をするのは何でだろう?

人間と他の生き物との違いなどを合わせて、答えを探していきましょう。


自然に存在するものは、宇宙を維持するために、その時その時で姿形を変えながら、地道に命を紡いでいます。

生きているものと生きていないもの、2種類の命がありますが、どちらにも共通するのは時間と共に変化していくという性質です。

逆に、大きく違うのは、環境に対する適応力の有無だと思います。


「生きていないもの」は適応性を持たないので、外的な刺激をすべてそのまま受け止める強さを持っています。

「生きているもの」は、それに加えて、刺激を生きるための建設的な力に変えて、今いる環境に適した形に育っていく力を持っています。
生物が発生して38億年、地球の環境は激しく変化を繰り返してきましたが、それを乗り越えてきたDNAが、現存する全ての生物には備わっているわけです!

生きているものも、大きく分けて2種類います。動物植物ですね。

植物は二酸化炭素を吸って酸素を作り出します。
動物は酸素を吸って二酸化炭素を吐き出します。

植物は太陽、水、土からエネルギーを合成し、根っこから吸い上げた栄養素が体内で化学変化して成長していきます。

芽の出た場所から自力で動くことは出来ませんが、花や実をつけ、新しい種が出来たら、それが風に乗ったり動物に運ばれたりして、一番良い場所でまた新しく生まれ育つことが出来ます。
動物は太陽、水、食べ物のエネルギーを頂いて、体をつくったり、動かしながら成長し、学んでいきます。

食べ物や水を求めて動き回り、時には何かと戦ったり逃げたりしながら、子どもを生んだらそれを守り、生きていく厳しさを教えたりする優しさが、本能的に備わっているのです。


そして、植物と動物の特徴を兼ね備えているのが人間なのかな、と私は思います。

自分を生み、育ててくれた社会に感謝し、壊さないように、そこで生きようという意識や、今のままでは何かが足りない、もっと広い世界に飛び出したいという希望を持つことは、自然界の動物・植物の両者への敬意のようで、自然との出会いによって自分自身ばかりか、今生きている環境そのものをより良くしていこうと努力するのは、人間特有の性質だと思うんです。


人間だけが持つ性質は、すべて、色々な病気を治したいと願う気持ちと関わりがあるような気がしています。

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