2010年11月5日金曜日

ストレスを利用するために

こんにちは、べっぽです!
今日は、ストレスについて書きます。

ストレスって、自分にぶつかってくる障害物のことだと思っていませんか?
(私はそう思っていました(^-^;))

実は、外からの刺激はストレッサーといいます。

ストレッサーに反応して脳が生み出す抵抗力がストレスとなるんです。


世間では悪者扱いされることが多いストレスも、体からの大事な信号です。

それも、成長するための青信号ですよ!

1つ1つ解決して、いっぱい自信を付けていきましょう!!


[ストレスによる体の変化]

脳にある下垂体が「ストレスだよー」っていう信号を受けると、副腎皮質から、色々なホルモンが分泌されます。

自律神経もONの状態、つまり「交感神経優位」な状態になります。

これらの効果で、心拍数や血圧が上がり、全身にエネルギーがみなぎります。体が臨戦モードになってくれるんですね。

この力を利用して、体の中に侵入したストレッサーを攻撃したり、排泄したり、体が勝手にやってくれます。

外的なものが原因なら、闘争したり逃走したり、ベストな対策を立ててより良い環境を作る力になってくれます。

そして無事ストレッサーと調和すると、体はまたニュートラルに戻り、頑張ったご褒美に、ゆっくり休むことが出来るようになります。

しかし、慢性的なストレスがあると、新しいストレスがあっても、なんで苦しいのか分からず、ずっと苦しむことにもなり兼ねません。


ストレスは、ストレッサーに対抗する為の力ですので、その原因を見誤ってしまうと大変!

体はAの刺激に反応しているのに、頭はBをやっつけたり、Cから逃げることばかりを考えていたのでは、いつまでたっても休めません。

ずっと戦争が続けば兵士も衰弱してしまうように、ストレスは早く解決しないと、細胞たちから働く力を奪うのです。


頭がボーっとしたり、無性にイライラしたり、やる気が出なかったり、すぐ人のせいにしたり、笑顔で居られなかったり…

それは、解決していない問題があるんだよっていう、体からのSOSです。何とかしてあげましょう。


ストレッサーが、家の雨漏りなど、わかりやすい物だったら、すぐに解決するでしょう。

もし、習慣の中にストレスの原因となる物が紛れ込んでいるとしたら…

当然、慢性的なストレスに悩み続けることになります。

しかも、毎日無意識に取り込んでいるとしたら、いつまでも原因に気付けない!


そこで、まずは自分の習慣を見つめてみてください。

無意識を、意識的にしてみるのです。



これがストレスを有意義にする最初のステップですが、まだまだ話は続きます。

現代の食習慣が、心身に悪影響を及ぼすことは、たくさんの方が知ってみえると思いますが、どう悪いのかを具体的に知ることで、改善出来るポイントが見えてくるかと思います。

次回は、ストレスの原因となる食べ方について考えてみます。
(私は、特定の物質が良い・悪いなどとは考えていないので、食べ物ではなく「食べ方」と表現します。魔法のような「これで解決」思考こそ、病気の原因だと思っているからです。)

0 件のコメント:

コメントを投稿